うつ病と休職への経緯

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 以前の私は、仕事を頑張っていました。

 2019年の8月、起床時と通勤時に、息苦しさと、じわっとした胸の痛みを感じました。後日、私は「肥満」および「睡眠時無呼吸症候群」と診断されました。

 それと同時に、精神的不調も感じていました。

 2019年9月、精神科で初診を受け、安定剤を約1ヶ月服用します。その後、仕事の繁忙期等が終わり、私の内外には平穏が訪れたので「ただの気のせいだった」と、元に戻ります。

 しかし半年後、同じ症状が日常的、ほぼ毎日続きました。仕事も忙しく、役割と責任も重くなっていき、そのため性格は厳格になりました。職場での同僚や上司への言動を反省、後悔する回数が多くなっていました。

 2020年3月、通勤中に「もうダメだ」と強い危機感に襲われ、途中のコンビニで車を留め、会社に遅刻の連絡をし、精神科へ向かい「うつ病」と診断されました。

 以前の私は、仕事を頑張っていました。

 2018年6月に入社(正社員として正式採用)の翌月、先輩が退職しました。在職中、新入社員も増えましたが、一方で既存と新規を問わず6名が退職しました。社内には2つしか部署がありません。退職者には、私が入社当初から責任者だった、A部署の上司、B部署の上司も含みます。業務は、デジタルテクノロジーを活用できていない非効率な手順でした。そうした改善の概念を誰も持たない、持っていても実行できないメンバーでした。マニュアルはなく、口頭伝承でした。各従業員に個人依存した属人的業務方法により、退職者が出る度に、引き継ぎ資料にはない隠れた情報に次々と翻弄されました。

 そんなこと、中小企業ならよくあること。先輩の翌月退社なんて、過去全ての就業先で起きていました。問題点があるなら、アイディアマンの私が全てイノベーション&レボリューションしてやろうと意気込んでいました。ビジネス系YouTubeも熱心に見て、勉強と努力をしました。無知が搾取されるのは世の常。クソみたいな顧客、クソみたいな依頼主、クソみたいな同僚に負けない。そんな「修羅道」と「畜生道」こそが「働く姿だ」と考えていました。そしてそこに、自分の存在価値、自己表現を見出していました。

 私は以前、仕事を頑張っていました。

 私の趣味は、美味しいものをガバッと食べて飲むこと。それで満足して、明日も仕事を頑張るぞって。それが最高の幸せでした。以前の私は、帰宅後から寝る前までご飯やお菓子を食べ、同時にお酒(ワイン)を1晩で1本を飲むことが、習慣になっていました。肥満だけど、風邪もインフルエンザもなく、体は健康で丈夫でした。

 仕事のストレスかは断定できません。ですが今思えば、少なからず感じてきた「心の隙間」を飲食で埋めていたのは確かです。結果、満たされていたのは腹だけした。「心」も同時に、完全に満たされるという考え。これが1つ目の大きな誤解でした。

 やがて、体調不良による遅刻と早退、欠勤が、月に数回ほど発生するようになりました。小学校は「いじめられっ子」。中学校は「仲間はずれボッチ」。高校は「懲役3年」(詳細はまたの機会に)。それでも、病欠以外は皆勤賞クラスだった私が初めて、会社に行きたくないと「サボる」ようになったのです。

 目覚める前後に、まず「行きたくない」という気持ちから始まり、体の倦怠感と気持ちの悲壮感で体を丸め、全身を布団の中に隠してしまいます。業種上、土日出勤もあり、地方民なので実家暮らしです。両親は、定刻になっても準備をしない私の布団をひっぺ返して「甘えるな!」と叩き出しました。私は「何も分かってくれない!」と泣き叫びます。私は過去に無職、要はニート、遊びのような海外生活を繰り返し、やっと堅気のサラリーマン、しかも給料もそこそこ頂ける会社の正社員になりました。両親も、それを覆すまいと必死です。

 男として30歳。結婚や出産、長男として家を継ぐことを考えれば、もう逃げてばかりの人生ではいられません。会社へ行く前はダルいけど、着いてしまえば自然に1日は終わる。そういうものと分かっていたので、それを続けてきました。だって、ストレスは誰にでもあり、私にもありますが、その方法で仕事は続くのです。これが、2つめの大きな誤解でした。

 私の「体」は、病気になるほど栄養満点でした。しかし私の「心」は、実はずっと飢餓状態でした。そして心の疲労骨折、うつ病に至ります。それまで健康といえば「体」であり、そこに「心」という概念はありませんでした。もっと「心」の健康への意識と知識、理解が必要だと考え始めました。

 現在の私は、仕事を頑張ることをやめました。

 会社へ相談し、休職期間を頂きました。認知行動療法のリハビリとして、こうした文章執筆を行っています。そして併発する自律神経失調症や倦怠感と闘病しています。こうして何かを表現している間だけが、それらの症状が和らぎます。

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 猛暑日、外出先の冷房がよく効いた場所にて。合掌

コメント

  1. りょうちゃん より:

    躁鬱の才能がある気がする!

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