clubhouse時代の情報倫理

clubhouse時代の情報倫理

clubhouse(クラブハウス)の日本人参画が急速に進んでいる。
現在招待制であるが、会員数はネズミ算式に増え、コロナウイルスより拡散スピードは速いだろう。

さて、clubhouseというSNSにより、常に人々が喋り続ける時代が来る。
逆説的に考察すれば、人々はよりSNSに依存し、支配される。

私は、過去のSNS以上に、情報倫理(メディア・リテラシー)に、より厳密に注意しなければならないと警鐘する。

なぜならこれは、過去の他のSNSのように(文章、動画等の)作成から、発信(公開)までに、回顧(推敲、確認)する時間が、極めて短いからだ。

つまり、迂闊なひとことで、取り返しがつかなくなる危険性が高い。
テレビやラジオで喩えるところ「生放送」である。
したがって「放送事故」に注意しなければならない。

YouTubeやTwitterと異なり、唐突に無礼な人間に乱されることはない。
だから安全で安心である。
そう言われているが、この仕組みはいつまで続くか。私は懐疑的だ。

現段階で、clubhouseに録音機能やアーカイブが備わっているかは不明だ。
しかし、その気になれば、録音は個人が容易に可能だ。

それが、消えない記録「デジタル・タトゥー」となる危険性もはらむ。

その対策としては、普段から自身の言動を律しなくてはならない。
他人を慮る、真の「人格者」になり、そうあり続ける必要がある。

快楽的に他者を貶めるような匹夫であってはならない。
まして、酒に酔った勢いで暴言を吐くようなことがあってはならない。

それなくしては「放送事故」を起こす危険性がある。

自身や周囲の個人情報、勤務先や提携先の企業情報の漏洩。
他者の誹謗中傷、事実・虚偽を問わず不利益となりうる情報の漏洩。

一般公開のルームで発言する際は、上記に要注意だ。

clubhouse以前は「文章力」の向上が重要視され、多くの書籍も出版された。
今後もその価値は変わらない。なぜなら「思考力」とは文章力である。
人間の大半は、文章なくして思考ができない。数学の数式も文章だ。

しかし、clubhouse以降では「発言力」の向上も、新たな市場として開拓されるだろう。

発言力は「演説力」「説得力」「影響力」の3要素で構成される。
また「個人的魅力」や「セルフ・ブランディング」が、より強化される。

例として代表的な職業人は、政治家だろう。
田中角栄や小泉純一郎が、近年のカリスマだ。

しかし、ホストやホステス、水商売従業者も、それにあたる。
むしろ今や、彼ら彼女らは、コロナ渦で最も負の影響を受けている階層である。

これはまたとない「ピンチはチャンス」である。

コロナ渦で営業できないホステスが、オンラインサロンと投げ銭を始めた。
その手段はコロナ以前から存在したが、再注目され、すぐに行動した者がいた。

そして、本業よりも収益を上げた者は少なくない。
しかし、行動しなかった者は、今日も借金取りに追い回されている。

水商売も経験した私にすれば、水商売しかできない水商売人は、ダメ人間だ。
例えばホストは、ホストたる以前に、ホスト以外の人物たらねばダメだ。

会社の看板ありきでしか価値のない人間は、組織内外両方から淘汰される。
営業とは、元来そうしたものであるが、今後はさらに「〇〇社から買いたい」ではなく「あなたから買いたい」というのが強くなる。

千里の馬は常にあれど、伯楽は常にはあらず。
チャンスは常に転がっている。しかし掴める者は、常にはない。

YouTube(ほか動画サイト)もBitcoin(ほか仮想通貨)も、先行有利だ。

諸君、いざ、私と一緒に勝利を掴みに行こう!
だがすまん。招待枠は、すでに予約済みでお裾分けできない(笑)


本日、天気晴朗なれど風強し
書斎にて 合掌

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